受注開発を行っているソフトウェアエンジニア
- ソフトウェアエンジニア、岩崎さんのお仕事内容をお聞かせください。
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弊社はオンラインストレージサービスのProselfを作っているソフトウェアエンジニアと受注開発をしているソフトウェアエンジニアの2つに分かれています。私は受注開発を行っているソフトウェアエンジニアです。
受注開発ですので、行う仕事は案件によってさまざまです。担当としてはサーバーやバックエンドの開発を行うことが多いですね。
- バックエンド開発に使用する言語について教えてください。
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すでに特定の言語で開発されているシステムの場合はその言語で開発します。新規開発ではJavaが最も多く、次にPythonの採用が多くなっています。
Javaはしっかりとしたプログラムを書ける設計になっていますので、Javaの良さを求められる場合はJavaを採用します。ただ、Javaは書く文字数が単純に増えますので、開発効率が下がってしまうときがあります。
例えばクローラー開発など「データさえもらえればいいよ」という案件の場合、開発効率を上げるために開発言語にPythonを採用することもあります。
- 注目している技術はありますか?
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最近は機械学習の案件を担当することもあり、機械学習のディープラーニングのフレームワーク、Chainer(チェイナー)に注目し、利用しています。
クローラー開発には
プログラミングで必要なことが詰まっています
- 印象に残っている仕事について教えてください。
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私はまだ経験が浅く、多くの仕事を行ったわけではありませんが、今までの中ではクローラー開発が最も印象に残っています。クローラー開発はプログラミングの勉強になることばかりです。
プログラミングはただ書けば良いというわけではありません。メンテナンスの必要性や、開発途中のプログラムの書き直しもあります。他の社員との共同開発もありますので、他の方にとっても読みやすく書くべきです。
そのようなプログラミングにとって大切なことは慣れないとなかなか実践できないのですが、クローラー開発はプログラミングに必要なことが詰まっています。
クローラーの代表的な処理としては、外部のサイトにアクセスしてデータを取得する処理、取得したデータを分解して必要なデータを取り出す処理、データベースに記録する処理があります。
このように、クローラー開発はプログラミングにおける大事な処理が一通り揃っており、各種処理の分解が行いやすく、プログラミングの構造を学ぶには良い題材です。
プログラムの最適化が楽しいです
- 岩崎さんが仕事をしていく上で大切にしていることを教えてください。
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私は考えすぎてしまって、仕事が遅れてしまう傾向があります。ただ、仕事には必ず納期があります。納期をしっかりと守るため、ひとつひとつの目標を細かく区切って立て、ひとつひとつを着実に進めていくことを大切にしています。
- 仕事で楽しいと感じるときを教えてください。
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私は仕組みを考えるのが好きです。同じ結果を返すプログラムでも書き方次第で処理の量が変わり、処理速度が変わります。「こういうふうにしたらもっと早くなるかな」と考えながらのプログラムの最適化が楽しいですね。
そういう意味でもクローラーは、サイトごとにやり方が変わり、いろいろと試行錯誤ができて面白い仕事と感じています。
- 今後行ってみたい仕事について教えてください。
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サーバーのバックエンド開発に興味があり、特にセキュリティについて関心があります。現状ではまだ私の知識や経験が浅く、中途半端にやると危ないので知識がある先輩に手伝っていただく場合もあります。今後は全て自分でやっていけるようにはなりたいです。
プライベートで作りたいのは日々の勉強した内容を記述する自分のWebサイトです。動くものとしては、クローラーを作ってデータを収集し、そのデータを利用した機械学習をやってみたいです。
社内の雰囲気が大学の研究室に似ています
- ノースグリッドに入社した経緯について教えてください。
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大学院で博士課程に行っていまして、その先は研究者になるのが理想でした。ただ、研究者というのは自ら研究する対象を見つけ、答えがあるかどうかもわからないところに突っ込み、何かしら発見して、成果を出さないといけない世界です。正直なところ、なかなか成果が出ず、辛くなっていた時期がありました。そのとき研究室の就職担当の方に紹介いただいたのがノースグリッドでした。
- ノースグリッドの魅力を教えてください。
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机が広い所です。パソコンで場所を専有してしまうので、仕事する机は広いほうが良いですね。机は横180センチあり、両腕を広げるより少し大きいサイズです。さらにL字でサイドテーブルもついています。1人が使えるスペースは2畳弱あり、とても広く、仕事がしやすいです。
会社内に見通しが良いところも好きです。机と机の間に仕切りはありませんので、誰がどの仕事をしているかを感じられるところが好きです。
ノースグリッドには役職がなく、上下関係がほとんどないところも好きです。役職を意識することなく、皆さん横並びで、気を使わずに接しやすい環境です。私は学生時代、研究室で長く過ごしていました。研究室は上司がいなく、個々の裁量に任せられているのですが、ノースグリッドは社内の雰囲気が大学の研究室に似ていると感じます。
ルールは少ない会社です。私はルールを守ることが苦手で、正直なところ、今の会社では好き勝手言ったりすることもあるのですが、そういうときでも笑って流してくれるのはありがたいですね。会社が駅から近いのも魅力です。地下鉄の出口から徒歩1分もかからないので、ほとんど雨には濡れずに来られるのも良いところです。
挑戦したい方に向いている会社です
- ノースグリッドに向いている方はどういう方でしょうか?
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「こういうことをやりたい」と言えば任せてくれますので、挑戦したい方に向いている会社です。受託に関して言えば、お客様とやりとりしていく中でいろいろな経験ができますので、さまざまな技術に触れたい方にも向いています。
会社が10年以上続いている中で、お付き合いの長く、信頼関係を築けているお客様がいます。そのようなお客様に対してはこちらから新しい技術の提案も行いやすいです。
もちろん最終的な責任はこちらで持ちますが、仕事の中で新しい技術を取り入れて学びんでいけるのは技術者として、とても楽しいところです。
新しい分野を開拓していく
気概のある技術者の方と技術的な話をしたい
- 社内で尊敬する方について教えてください。
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「こういう要件があって、こういう処理をしたいんだけど、どういう仕組みでやったらいい?」という質問に対して、すぐにアルゴリズムを作れる方がいます。センスもありますが、経験や知識も含めたトータルの能力が高いからこそ、できることだと思っています。そのような技術的力の高い方を尊敬しています。
- 「こういう方と一緒に働いてみたい」という方はいますか?
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技術を追求していける方と働きたいです。既存の技術をただ使うだけではなくて、既存の技術を組み合わせて、新しい分野を開拓していく気概のある技術者の方と、技術的な話をしたいですね。
- 社内の雰囲気について教えてください。
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基本的には1日中椅子に座って無言で集中して、キーボードを叩いている仕事ですので、あまり話をしている人はいません。1人でぼやいてたり、悩んでいたりする人もいたり、独り言は多かったりします。
話すきっかけになる人は何人かいます。だいたい菊池・清水の2人が社員に話かけることが多いので、そこから会話の輪が広がります。「じゃあ今日は飲みに行くか」と、いきなり夜の退社前に菊池・清水から話が出て出てくることもよくありますよ。そのときは都合の良い社員が行きます。
上の方が明るくて、話しかけやすいのは嬉しいです。敬語がちょっと抜けたりしても怒ったりしないですし、気にせずに話してくれるのもいいですね。
- 休みの日はどう過ごされていますか?
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会社ではダーツ部がありまして、ダーツのサークルの活動を行っています。でも人が集まらなくて実質2人です。「ダーツが好きです」という方は求人に一言書いていただければ(笑) 休日は1人で漫画喫茶にダーツしに行くこともあります。漫画喫茶は24時間利用できて、安いんですよね。
岩崎 玄弥ソフトウェアエンジニア
9:45 | 出社 |
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10:00 | 仕事開始(午前) |
10:30 | 進捗会議(週1回) |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 仕事開始(午後) |
〜この間打ち合わせ等なし〜 | |
19:45 | 退社 |